ロシア・ウクライナ、二国間協議に前向き姿勢 実現なら約3年ぶり

(VOVWORLD) -ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナとの二国間協議を提案しました。ウクライナのゼレンスキー大統領も、民間施設への攻撃を停止するための協議に前向きな姿勢示しました。
ロシア・ウクライナ、二国間協議に前向き姿勢 実現なら約3年ぶり - ảnh 1(写真:ロイター)

ゼレンスキー氏はプーチン氏の提案に直接は反応していないものの、夜間のビデオ演説で、ウクライナは民間人への攻撃を中止する停戦について「あらゆる形式の協議に応じる用意がある」と強調しました。

ロシアとウクライナの直接協議は2022年2月のロシアによるウクライナ全面侵攻開始直後の数週間以降、行われていません。トランプ米大統領とルビオ国務長官は18日、ロシアとウクライナの和平合意が成立する明確な兆候が早期になければ、仲介から撤退する意向を表明しました。プーチン氏とゼレンスキー氏の双方に圧力がかかっていました。

プーチン氏はこの日、イースター(復活祭)に合わせて自身が宣言したウクライナとの一時停戦期間が終了した後もさらなる停戦に応じる用意を表明しました。ロシア国営テレビの記者、パベル・ザルビン氏に対し「われわれは停戦に対し、常に前向きな姿勢を持っている。そのために復活祭の停戦を提案した」とし、「われわれは常に、あらゆる和平構想に対し前向きな姿勢を持っていると語ってきた。ウクライナも同様に感じていると期待している」と述べました。(ロイター)

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